内部監査に必要な能力についてのサーベイ【2009年版】
プロティビティジャパンではこのたび、2009年版「内部監査に必要な能力のサーベイ」を実施いたしました。2009年9月の日本内部監査協会主催内部監査推進全国大会にご来場された内部監査担当役員、内部監査部長、内部監査マネジャーその他内部監査に関係するプロフェッショナルの方々にご協力いただきました。「監査全般にかかる専門知識」「監査プロセスの知識」「個人のスキルと能力」の3つの分野において、現状の能力がどの水準にあると考えているのか、また、向上の必要性を感じている項目は何かについて回答いただき、その結果を集計しています。このサーベイは前年から同じ調査項目を使って日米で実施されており、日本単年度の分析にとどまらず、日米比較や前年比較も行っています。さらに、内部監査の品質向上に強い関心を持っている「内部監査部長」の評価を分けて分析しています。
内部監査に必要で向上の必要性が高い能力としては「国際財務報告基準(IFRS)」「不正リスクマネジメント(FRM)」「COSO全社的リスクマネジメントフレームワーク(COSO ERM)」「データ分析ツール」「CSA(統制自己評価)」「説得力」「戦略的な考え方」などが上位に入っています。さらに内部監査部長による評価では「IIA基準による内部監査の品質評価」も上位に入っています。上位の項目には、現在の内部監査が置かれている環境に対応するための能力や内部監査に対する期待に応えるための能力が入っています。
今回のサーベイ結果は、内部監査の役割が急速に変化する中で、内部監査人のスキル向上に関心を持つ内部監査部長や内部監査企画担当者だけでなく、内部監査機能の向上を期待する取締役、監査役等の経営幹部や内部監査プロフェッショナルの方々にとっても、ご参考になるものと信じています。



